5742 本当の問題は…

先日見かけたこのニュースarchive.today によるキャッシュ)が気になった。

リクナビ、就活生の内定辞退予測を販売 説明足りぬまま

就職情報サイトの「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが、就職活動中の学生が内定を辞退する確率を予測し、それを本人には十分説明しないまま、38社に販売していた。同社は1日、このサービスを7月末で一時停止したことを明らかにした。政府の個人情報保護委員会からの指摘を踏まえたという。

記事の中で、興味深かったのは、ここだった。

採用の合否には使用しないと合意した企業側にのみ提供した、という。

これはどういうことだろう?

そもそも、この「リクナビ」というサービス自体が、企業の採用活動のためにあるものなのに、この辞退予測は、合否に利用しないというのは、ちょっとおかしくないか?

辞退する確率が高い…という学生がいた場合、引き留めにかかるか、それとも、引き留める手間がかかることを考えて、不採用とするか…。

この場合は、合否に利用してる? してない?…やっぱり、合否に影響してるという点では、利用してると考える方が自然だよなぁ。

もっとも、辞退する確率が高い企業は、しょせんその程度の企業というふうにも思えてくる。

このニュースでもうひとつ思ったのは、これが問題となったのは、こうしたサービスを「本人には十分説明しないまま、38社に販売していた」ことであり、細かなどうせ読むことのない規約などに含めていていたら良かった…というだけのことなのだ。

本当の問題は、今回はたまたま規約に載せなかった…というだけで、知らず知らずのうちに、自分の情報は売られている…ということだ。

もうそういう時代なのだ…と、わかってはいるつもりだが、それでもなんだか気持ち悪さは否めない。

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