5741 東京国立近代美術館工芸館所蔵作品展「みた?―こどもからの挑戦状」鑑賞

東京国立近代美術館工芸館が、無料公開日だったので、うだるような暑さのなか、所蔵作品展「みた?―こどもからの挑戦状」へ、行ってきた。

金沢移転を控え、工芸館の夏も今年まで みた?

「こどもには工芸の鑑賞はむずかしいのではないか」…という声を受けて、東京国立近代美術館工芸館(以下、工芸館)で「こども工芸館」という鑑賞プログラムを始動させたのは2002年夏のこと。

このプログラムでは、子どもたちに、見たまま、感じたままを「図鑑カード」に記録してもらうそうだが、こどもならではの視点が興味深いという。

工芸館が所蔵するさまざまな作品とは別に、図鑑カードもところどころで紹介されていた。

作品と一緒に、子どもたちの書いた図鑑カードも、立派な作品なような気がした。

作品を鑑賞した子供たちは… 「図鑑カード」に記録

どう考えても大人が描いてしまったんじゃないかと思えてしまうものがあったのは、ちょっとしたご愛嬌として大目に見ることにしよう。

9歳でこれは上手すぎる。

この豹… これは9歳じゃ無理だろう…

この巨大な手…こどもたちの、いろいろな視点は興味深かったが、ちょっと気になったことがあった。

小名木陽一「赤いてぶくろ」は、タイトルそのまんまだが、巨大でインパクトがある作品だ。

これを取り上げる子どもたちが多いのは納得だけど、これを描いた絵のほとんどが、同じ構図だったのだ。

同じ方向から見てる場合が多かった工芸のような立体的な作品は、どこから見てもいいはずであるのに、無意識のうちに“正面”から鑑賞してしまっている気がしてしまう。

”子どもなら”ではみたいな構図が見られなかったのが、ちょっと残念だった。

どんな見方をしてもいいのだ

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