5663 上野動物園モノレール初乗車
今日は「みどりの日」で上野動物園が無料公開されていると知り、このチャンスを逃さない手はない…と気が付いた。
それは、この秋に運休するという、上野動物園モノレールに乗車するチャンスだったからだ。
モノレールは運賃が掛かるので、乗車目的だけに入園料を支払うのはちょっともったいない。
上野動物園にやってきたときは16時を回っていたが、パンダ舎の前はものすごい行列ができていた。
上野動物園モノレールについては、こちらが詳しいが、さまざまな特徴がある。
日本初のモノレールであり、わずか300mしかない日本最短のモノレールとなっている。
こうした特徴ゆえ、継続して運行することに問題があり、やむを得ず11月に運休することが決まっている。
入園口から直接駅に向かう。
意外と行列はできていなかった。
運賃150円(小児80円)。
座席定員制のため、座席がある分しか乗車することができない。
どうやら次の次のモノレールに乗ることになりそうだ。その間にいろいろとみておく。
来た!
ミュージックホーンが、どこかで聞いたことがあるな…と思ったら、成田エクスプレスE259系と同じものだったから、ちょっとびっくり。
モノレールの特徴である台車もよく見てみる。
モノレースが出発して、乗車位置へ移動。案内表示が、どこか地下鉄風だ。
ようやく乗車。いちばん後ろに乗った。運転席が、思ったより近代的な感じで、極めてスッキリした作り。
メーターも必要最小限しかない感じ。
乗車が終わると、すぐに出発。
走行音はあまりなく、車内がとても静かなのは、車体から台車が離れているからだろう。
最後尾から見る景色をしっかりと見ておく。
橋脚に貼り付けてあった東京都交通局の銘板。
これも歴史を感じさせる。
森の中にあった、東園駅とくらべて、西縁駅はまるで駅ビルのような雰囲気。
上野動物園は何度か来たことがあるが、まったく動物を見なかったのは、今回が初めて。
わざわざ、乗るためだけにやってきたのだけど、これはこれで有意義な経験となった。