5608 本日無料の国立新美術館へ
今日は、天皇陛下御在位30年を記念して、あちこちの公共施設が無料となった。
せっかくだから…と、どこに行こうか迷った結果、国立新美術館に行くことにした。
通常の観覧料がそれなりの?金額で、一番お得な感じがしたからだ。
まず鑑賞したのは、「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」
イケムラレイコは、長くヨーロッパを拠点に活動し、国際的にも高い評価を得ているという。
もちろん、何の事前知識もなく鑑賞したのだけど、正直、なかなか理解が難しかった。
作者の意向なのか、作品のタイトルすら書かれておらず、作品横に示された作品番号と配布された作品リストを照らし合わせないとわからない。
で、作品のタイトルを見ても、多くが「無題」だったのだ。
印象的だったのは、作品の多くに人間の“顔”が埋め込まれていたということ。
ぼーっと見ていて、突然顔の存在に気づくと、ギョッとする。
あとは、どう表現したらいいのかわからない。
作品の一部は、写真撮影可能で何枚か撮ってみたが、振り返ってみても、なかなか理解が難しかった。
続いて、文化庁が若手芸術家を支援する「る「新進芸術家海外研修制度」の発表の場として開催されている「DOMANI・明日展」を鑑賞。
こちらも、通常であれば、先ほど鑑賞した企画展同様、観覧料は1000円するが、今日に限って無料だ。
新進気鋭の芸術家ということもあってか、独創的な作品が多く、なかなか理解が及ばない感じだった。
こういうこともひっくるめての芸術なのかもしれない。