5522 未来の買い物初体験は“エラー”

ビジネス・経済

赤羽駅で、先月からちょっと変わった実験店舗が登場したというニュースがあった。

JR赤羽駅にAIを活用した無人決済店舗が登場。10月17日から

JR東日本は、JR赤羽駅5・6番線ホーム上特設店舗で、サインポストが開発したAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を使った無人決済店舗の実証実験を実施する。期間は2018年10月17日から2カ月程度を予定。営業時間は平日の10時から20時。飲料、ベーカリー、菓子類の商品約140種類が販売される。

最近は、“セルフレジ”もよく見かけるようになり、それはそれで、無人ではあるが、この実験店では違う。

買物手順については、店舗入口で交通系電子マネーをかざして入店し、商品を手に取り決済ゾーンへ移動。壁掛けディスプレイに表示される購入する商品名と合計金額を確認して交通系電子マネーで決済すると、出口ゲートが開く。

これだけだと、セルフレジと違いが分かりにくいが、この実験店では、買った商品をバーコードリーダーにかざす必要がない。

商品を手に取ったときに、センサーが商品を認識し、レジに来て決済をする段階で、購入する商品と個数を特定している状態となっているという。

赤羽駅ホームに現れた実験店舗せっかくだから試してみたいと思っていたものの、平日しかやってないというので機会がなかったが、今日は昨日に続いて休みなので、はこの薬をもらいに行くついでに寄ってみた。

場所は赤羽駅の、湘南新宿ラインが発着するホーム。

実験店オープン当初は行列ができていたとのことだったが、平日の昼間ということで、お客さんはほとんどいなかった。

係員らしき人たちが、入口と出口に立っている。

入店する人たちは、たいてい僕と同じくらいの年代の男性ばかり。

特に僕らの世代は、こういうのって好きなんだよなぁ…。

こういうのが好きな世代Suicaをかざして入店

入口には説明書き店の前にも、利用方法が記載Sれているが、同様のことが書かれたシートも見せられ、ざっと説明を受け入店。

センサーの問題か、1度に入店できるのは3人まで。

店内は撮影禁止。

商品は、それぞれ若干隙間を持たせながら並べられている感じがしたが、それ以外は、特段変わった感じはしない。

天井にはたくさんのカメラ強いていえば、天井に、たくさんのカメラが並んでいたということくらいか。

どうしても欲しい消費があったわけではなかったので、何を買おうか迷ってしまった。

とても買わずに出る感じではなかったので、なんとか商品を選んでレジのある出口へ。

画面に出ている決済のボタンを押すが、エラーとなってしまった。

オロオロしていると、外の係員からスピーカー越し、画面に表示されているボタンを押すよう指示。

すると、商品名はあってたが、個数が0個になっていた。

1個に修正して、Suica で決済し店外へ。

係員にちょっと話を聞いてみたが、商品の特定はできても個数の特定に誤りが出ることがときどきあるらしい。

四方八方から監視されているというのは、ちょっと窮屈な感じはするけど、買い物はかなり楽になるかもしれない。

店にとっては、かなり精度の高い万引き対策になるだろうから、万引きGメンを雇わずに済むし、決済するまで店外に出られないのであれば、“出来心”も未然に防ぐこともできるから、いいことづくめのような気がする。

実用化が楽しみだ。

Posted by ろん