5507 サービス提供者の立場
昨日出掛けようとしたときに、電車の時刻を調べようとしたら、システム障害が起きていたようで、検索することができなかった。
そのときに出ていたメッセージが「サービスがつながりにくい」というものだった。
こういった障害で、こうしたメッセージが出る場合、おそらく、”つながりにくい”ではなく、ほぼ”つながらない”ということば多い気がする。
サービス利用者にとって、一番の関心事は、サービズが使えるかどうかがであり、サービス全体の稼働状況なんて知ったこっちゃない。
”つながりにくい”ケースが、たまたま自分に当たれば、それがすべてである。
サービス提供者にとっては、サービスが停止していると言い切りたくはなく、障害はあくまで”一部”で起こっているという形にして、影響を小さく見せたいという本能が働くものだ。
仕事柄、サービス提供者にもなることがあるので、ついそうした発想をしてしまう。決していいことじゃないけれど。
こちらはほどなくして使用可能になったが、今日、また別の問題で、サービス障害に出くわした。
天気も良かったこともあってか、街中にはたくさんの”ポケモントレーナー”の姿があった。
しかし、開始してしばらくしたところで、突然、ポケモンGOが正常に動作せず、地図上から一切の情報が消えてしまう事態になったのだ。
当然ながら、サービス提供者(運営)に対する批判の声が上がっていた。
こういうときは、どうしてもサービス提供者側の状況を想像して、多少の同情もしてしまう。