5462 自販機化した駅売店
以前、こんなニュースを見かけたのを思い出し、通り掛かりに寄ってみた。
記事の内容通り、都営三田線巣鴨駅におにぎりやサンドイッチの自動販売機が設置された…というだけのことで、ほんと、そのまんま、見た目はただの自動販売機で、ロゴはセブンイレブンとなっているだけのものだ。
そして、売られているのは、セブンイレブンのプライベートブランドが中心で、お店と同じ。
かつて、駅の売店といえば、キヨスクのようなきわめて限られたスペースに、所狭しと商品が並べられた、店員のおばちゃん?が神業のようなさばき方で、お客さんに対応…というイメージだったが、もう、すっかり過去のものとなった。
コンビニが充実すると、どうしても商品の限られる駅売店は不利だし、十分な教育が必要で、職場環境もあまりよくない駅売店に店員を配置するのもコストが掛かるということを考えれば、駅売店は減る一方だ。
限られたスペースで、維持する人手も要らなければ、こうした自動販売機タイプの“コンビニ”は増えてくるだろう。
もっとも、1個とか2個とかの商品を売るだけだったら、これで十分なわけで、駅の売店はますます過去の風景になってしまうかもれない。