雑学科学読本 身のまわりのすごい技術大百科/涌井 貞美・涌井 良幸
”大百科”的な本は昔から好きでよく読んでいたと思う。
盛りだくさん感というか、お得感?というか、いろいろ載っているというのは、なんだか嬉しく楽しくなってくる。
そのせいか、この歳になっても、こういう類の本はつい手に取ってしまう。
本書は、文字通り100近くの身近な技術を取り上げ、その仕組みを紹介する。
洗濯機や冷蔵庫といった白物家電から、あまり紹介されることがないような修正液や蛍光ペンといった文房具、ドローンやビットコインといった比較的最近の技術まで、かなりの分野を網羅している。
ただ1項目はわずか4ページしかないから、いくらわかりやすくしようとしてもどうしても限界がある。
だから、きちんと理解しながら読もうとすると、ものすごく時間がかかってしまう。
見始めると止まらず、わからないことがあると、ネットで調べ始めてしまうから、なかなかページが進まなかった。