5403 東広島の赤い瓦

歴史・地理

今日は広島から大阪に向かう。

山陽新幹線の広島駅から乗ってすぐの進行方向右側で、いつも気になるっている風景がある。

やたらと赤い屋根が多く目につくのだ。

高速で移動する新幹線から写真を撮るのは結構大変で、見たままの様子はなかなか撮れない。

赤い瓦が目立つ なかなか写真が撮れない…

ここは赤い瓦の産地なのか?と思って調べてみたら、違ってて島根県の「石州瓦」だという。

このあたりは、厳しい寒さと積雪が多い地域だそうで、そうした気象条件に合う瓦が、隣接する石見地方(島根)の石州瓦だったそうだ。

石州瓦は、一般の河原に比べて高温で焼かれるため、その温度に耐える釉薬によって、あの独特の色合いが出るという。

こういうことを知るのは楽しく、つい車窓を眺めたくなってしまう。

Posted by ろん