5398 前監督の将来を想像してみる

社会・政治・事件

日大アメフト部の問題は、収拾するどころか、日を追うごとに拡大している。

日大は、批判を受ける形で記者会見を開くものの、かえって炎上を助長するばかりだ。

前監督や大学側の主張は、どう聞いても「選手のためだった」ではなかったし、彼らが守ろうとしているのは、学生でも大学でもなく、自分自身としか思えなかった。

これほどあからさまに見せつけられると、それはそれで興味深い。

ここから見えてくるのは、前監督や大学が、この問題の本質を、まったく理解していないということだ。

前監督は、おそらく「なぜ自分がここまで責められなければならなのか?」という思いでいっぱいのはず。

会見が終われば「やれやれでしたね」くらいの軽口を叩いていることは容易に想像できるし、激高した司会者だって「あぁいう連中(=マスコミ)あれくらい言ってやらないと、わかんないんですよ」くらいのことは言ってるに違いない。

外部からの声に押される形で、さすがに要職を追放されることにはなるだろうが、そうなったとしても、反省するわけではないし、ただただ逆恨みすることになるだろう。

しかし、いくら悪評が聞こえてきても、組織の中でのし上がる能力に長けているから、いずれ、どこかの組織のトップに君臨することになる…と思う。

Posted by ろん