5379 モンテ・クリスト伯(ドラマ評)
モンテ・クリスト伯
フジテレビ系 毎週木曜 22:00~
フランスの文豪アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」のドラマ化…と言っても、正直まったくピンとこなかったが、わかってたのは、ディーンフジオカ主演ということだけで、よくわからないまま見始めた。
漁業操業中に遭難し漂流続けたにもかかわらず、なぜか、きちんと母港にきちんと帰ってくるあたりからして、ものすごい違和感を覚えたが、それはドラマ全体からしたら、きわめて些細なことでしかなかった。
嵌められて投獄されたのは、まぁ致し方ないにしても、偶然日本語が喋れる上に、主人公が投獄された経緯まで知ってる人物が現れてしまうのは、いくらなんでも、出来過ぎだろう…。
長期間の投獄で髪の毛は真っ白でボサボサ、ヒゲも伸び放題になったのはいいとして、そのままの状態で、どうやって日本に帰ってきたのか…というか「まずは床屋に行けよ」とツッコミを入れずにはいられなかった。
録画して見てるので、まだ見ていないが、今後はこざっぱりした、華麗なディーンさまが登場するようだ。
ふと、これまでの経緯は、もしかすると、華麗なディーンさまを見せるための伏線に過ぎなかったのでは?とすら思えてきた。
ちなみに、ドラマの中で登場した鉄道は、伊豆箱根鉄道駿豆線のようだ。