[社会の窓]考えさせられる花
この週末は“夏”のような暑さだった。
ただ湿度は高くないせいか、それほど暑苦しさもない。
自転車を漕いでいると、歩道にオレンジ色の花が咲いているのを見つけた。
今年も、帰化植物の“ナガミヒナゲシ”の咲く季節がやってきたのだ。
ネットなどでは危険外来生物といった指摘が見られるし、僕もそのような認識で取り上げたことがある。
しかし、いろいろ調べてみると、どうやら実際には、言われているほどの害はなく、ほとんど“ガセネタ”に近いという意見が散見された。
なんと、そもそも“危険外来生物”という言葉自体存在しないというのだから、驚きだ。
ネットでの情報は、気をつけていても、真偽を見極めるのは難しい。
こうも考え方を変えさせられる花もないなと思った。