5338 小田急線複々線化平日ダイヤ初日
先日、かねてから工事中だった小田急線の複々線化がすべて完成した。
これで、代々木上原と登戸間11.7kmが複々線となった。
この完成にともなうダイヤ改正が3月17日行われ、今日は改正後初の平日となった。
朝の通勤時間帯の大増発によって、大幅に混雑が緩和されるということだったので、果たしてどうかな?…と、朝行ってみることにした。
7時半ごろの新宿駅。
通勤には、まだちょっと時間は早いせいか、それほどお客さんの数は多くない。
下りの急行も空いていて、発射ギリギリでも空席があった。
途中の代々木上原からは、結構な乗車があった。
複々線区間を快調に飛ばす。
都心方面に向かう列車は、複々線区間をフル活用して次々とやってきてはすれ違って行く。
ホームに待つ乗客の数はかなり多い。
混雑は果たしてどうだろう?
複々線区間の終点登戸駅に着く。
ダイヤの乱れはまったくなく、定刻通り到着した。
上りホームに移ると、こちらはすごい乗客の数に圧倒される。
快速急行の混雑も相当だ。
あまり空いてない??…と思いながら、しばらく様子を見ると、後からやってきた、隣の向ヶ丘遊園始発の千代田線直通列車は、なんと空席もあるほど空いていた。
今日から平日新ダイヤということもあって、乗客が乗り慣れてないのだ。
慣れてくると、乗客もそれぞれ工夫して、列車を選ぶようになるだろう。
自分も混雑する快速急行にあえて乗って、下北沢へ。
混雑してはいるが、快速急行だと登戸から下北沢まで途中の乗り降りがないし、あっという間に着いてしまうので、それほど苦にならなかった。
下北沢駅も大規模な改修工事真っ最中。
あまり来たことがないから、残念ながら変化がわからない…が、大きな変化が起きていることはよく分かる。
現時点でも、歴史的経緯から、途中に改札がないまま、京王井の頭線に乗り換えができる。
改修後は改札ができるらしい。
京王井の頭線をちょっと見て、また小田急のホームに戻る。今度は地下1階へ。
急行ホームは地下2階で、普通列車と千代田線直通が地下1階。
千代田線直通列車の最後尾1両が、女性専用車両だったが、そこに中年男性が乗ってきたことに気がついた。
下北沢に到着したとき、間違えて乗ったことに気がついて、他の車両に移るのかと思ったら、そのまま乗ってしまった。
”あえて”なのか、”無意識”なのか…。
話がそれたが、乗客の慣れとともに、比較的快適な通勤ができるようになりそうな小田急に期待できそうな感じだった。