5258 フランス宮廷の磁器、セーヴル、創造の300年 展
実のところ、もともとは、食器などにはそれほど興味はなかったが、おじゃこの趣味もあって、すこしずつ関心を持てるようになってきた感じだ。
サントリー美術館で開催されている「フランス宮廷の磁器、セーヴル、創造の300年」展を鑑賞。
王立磁器製作所を由来とするセーヴル磁器製作所の300年もの歴史を紹介。
王立の陶器制作所といえば、デンマークでいうところのロイヤルコペンハーゲンを思い出す。
いまでこそ磁器はありふれたものだが、かつては非常に高価な芸術作品だった。
当然ながら、王侯貴族の思い入れも強いため、当時の磁器を見れば、当時の流行や風俗なども垣間見えてくるのは面白い。
展示は、「18世紀」「19世紀」「アール・ヌーヴォーとアール・デコ」「1960年代~現在」の4つに分かれていて、「アール・ヌーヴォーとアール・デコ」については、写真撮影が可能になっていた。
写真撮影可能なコーナーの最後に、草間彌生の作品が置かれていた。
相変わらず独創的な作品にただただ魅せられる。
すべての作品を鑑賞して気になったのは、軟質磁器と硬質磁器の違い、そもそも磁器と陶器の違いなど…。
ありふれた名前だけど、みんな区別付くのかな??