5192 半年後の水上
宿泊先の客室係との何気ない会話で、昨年泊まった宿が廃業していたことを知り驚く。
しかも、廃業したのは宿泊した、わずか1週間後だったことも、調べてわかった。
当時、水上で廃業したホテルが、そのまま”廃墟”と化していることを記事にしたが、自分が宿泊したところは、いまどうなっているのか、気になって、朝、散歩がてら、行ってみた。
前回、このあたりを歩いたころから、半年ちょっとくらいしか経っていないので、それほど変わった感はない。
駅からちょっと行った、水上温泉の中心部に差し掛かるところからは、視界に入る建物のすべてが廃墟という状態は変わってない。
知名度抜群の温泉地だし、交通も至便だし、復活もできるのではないか…とは思うのだけど、いろいろと難しいんだろうな…。
半年ほど前に泊まったホテルは、”廃墟化”はしておらず、建物は、足場とネットで覆われていた。
この様子からすると、解体ではなくて、外装の工事を行う感じだったので、いずれ営業再開をするのかもしれない。
温泉街を歩く。それなりにお店もある。気になる店名も…。
”おとくな”ラーメンとか、ムネオハウスとか…
今日、もっとも?気になったのが、この看板。
水上温泉街のメインストリートとも言える道路をまたぐようにして、看板が設置されている。
その看板は公的なものではなく、あくまで酒屋の看板だった。反対側から見ても同じ看板だ。
ふつう、こういったものは、入口側には「歓迎」とか「ようこそ」だし、出口側には「ありがとうございました」的なものになると思うのだけど、どう見ても酒屋ONLYだ。
で、その当の酒屋は潰れてしまっていて、看板の主はいない状態だ。
もし、この看板に何かあったら、誰が同責任を取るのか、ちょっと気になった。