[社会の窓]震災2193日目

社会の窓

東日本大震災によって、自分自身は直接被災してわけではないけれど、多大な影響を受けたこともあって、地震が発生した3月11日は、とても意味深い日だと思っている。

昨年は、この日と翌日に南東北の被災地を巡った。

今年も…とも思ったが、昨年と違い、ふだんの生活が多忙を極めてる状況が続いていて、準備も実行も難しそうだったため、断念せざるを得なかった。

一昨日、銀座にヤフーが東日本大震災をテーマにした広告を出しているということを知り、夜も遅かったが、金曜日の晩、ちょっと寄ってみた。

銀座和光震災を思い起こされたのは、ここくらい

翌日が震災から丸6年という節目を迎える夜ではあるけれど、街の雰囲気からは、そうしたことを感じる気配はまったくなく、銀座4丁目の和光のディスプレイが、唯一の例外だった。

ソニービルの壁に掲出されたヤフーの防災広告は、岩手県大船渡市に到達した津波の高さ、16.7メートルを示し、「この高さを知っているだけで、とれる行動は変わる」「あの日を忘れない。それが、一番の防災」というメッセージが記されていた。

風化は避けられないのか…

震災のことは忘れてしまったことは決してないつもりでいたのだけれど、このブログの記事を振り返ってみると、この1年、”東日本大震災”という言葉を、まったく使っていなかったというのも、また一方での事実なのだ。

震災から、2193日目…つまり7年目の今日。

あらためて、震災で亡くなった方のご冥福を祈るとともに、震災は継続しているということを噛みしめなくては…と思う。

そして、日々の生活(特に仕事)で、いろいろと問題を抱えつつも、なんとか収入を得て、なんとか健康に過ごしていられることに感謝しなくては…と思った。

Posted by ろん