5147 長期休暇最終日
実に11日間にも及ぶ連続休暇が今日終わる。
おそらく社会人になってこれほどまで長く休んだことはなかったと思う。
だから、休む前は、こんなに長く仕事せずに過ごしていたら、きっとまた仕事をしたくなる…と思った…が、終わってみると、まったくそんな気が起きなかった。
むしろ”仕事したくなくなってしまった”という結果に自分でもちょっと驚いている。
そもそも、休む前は、”休むこと自体面倒だ” という思いもあった。
休み明けの大変さを想像すると、休んだほうが面倒になるのだから、コンスタントに仕事を続けたほうが結果的に楽だと思ったからだ。
もちろん、それはそのとおりだと思うし、実際、いま、明日からのことを考えると気が滅入る。
だけど、そんなことを考えたら、休むことなどまったくできなくなってしまうし、元の仕事のペースに戻すための時間をもらうのも、ある意味当然の権利だとああえて思うようにすると、気持ちは落ち着いてくる。
また1週間ものあいだ、沖縄で過ごしてみると、沖縄に限らず、もっといろいろなところを見てみたくなった。
多忙を極めていたころは、遠出すること自体が面倒で行く気はまったく起きなかった。
ふと、言い古されてることばを思い出した。
「仕事をするために休むのか?」
「休むために仕事をするのか?」
ちょっと前までの自分は、明らかに前者だった。
でも、この連続休暇を経て、確実に後者だと思えるようになった。
休むために…をより、正確に表現すると、=自分らしい生き方をするために…と、言い換えたらいいと思う。
少なくとも自分の人生においては、仕事が主役なんかじゃないのだ。