5143 沖縄一週間(5日目)
ホテルから見えた景色の先を見てみたいと思い、ちょっと早起きをして、辺野古へ行ってみた。
沖縄の朝は遅い…真っ暗で、写真が撮れず…。
少し移動して海岸に出てみた。7時近くになり、ようやく明るくなってきた。
テント村のようになってる場所もあったが、ちょっと怖い感じがして、さすがに写真を撮ることはできなかった。
辺野古地区を歩いてみる。
ここは米軍施設「キャンプ・シュワブ」に隣接しているのは、ニュースなどでは知っていたが、米軍関係者向けのお店が多数あって、古くから米軍基地とともにあった街だったというところまでは、想像できなかった。
こうなると、地元の人達の声と、反対運動を繰り広げている人たちとの温度差をそうぞうせずにはいられない
朝の暗いうちから沢山の人達が集まっていたが、もちろん、7時を過ぎたこの時間も、集会を開いたり、基地に入る人たちにプラカードを見せて、建設反対を訴えたりしていた。
ホテルから見た光景と静かな環境が、滑走路が建設されてしまうとなくなってしまうのも事実。
ここじゃなければならないのか?という気持ちも、わかるような気がして、いろいろ考えさせられた。
ホテルに戻る途中にも、たくさんの、お墓を見かける。
少なくとも自分の身近では決して見ることのできない光景だから、なんだかすごく気になる。
ホテルに置かれている新聞は、どこも全国紙はあまりなく、地元紙が中心。
こういう光景も、沖縄にいることを実感させられる。
慶佐次川のマングローブは、国指定の天然記念物で、ここを川からカヤックで眺める…予定だったが、おじゃこの調子がイマイチだったこともあって、大事をとって中止することにした。
慶佐次のヒルギ林を一望できる展望台と、マングローブに囲まれた木道を散策。
「嘉陽層の褶曲」と書かれた看板があったので、ちょっと寄ってみる。
褶曲とは、強い力で押し出された地層がが曲がりくねるように変形する現象のこと。
草で覆われて、ちょっとよく見えなかった。…で、あとから調べてみたら、ほんのちょっと先まで歩いていったら、ちゃんと見える場所があったようだ。せっかく寄ったのに残念…。
アメリカ統治下だった沖縄に、東京オリンピックの聖火がやってきたのだ。
たった一晩置かれだだけでも、こうして記念碑が建てられたということは、地元の人達にとっても、大きな誇りであったのだろう。
夜はホテルのイルミネーションをちょっと鑑賞。
夜になっても、気温は10度を軽く超えているが、それでも風の冷たさは、身体の冷えを感じてしまう。