5138 沖縄一週間(1日目)
夏休みも永年勤続休暇も取らずに過ごした2016年…。
当初は落ち着くだろうと思っていた、この時期に決めた沖縄旅行へ。
仕事では先月も来てしまったが、観光で来たのは初めてだ。
とにかく仕事を忘れることが大事だということで、会社のメールにも電話にも出ないように…と心に決めて…。
閑散期の沖縄ではあるが、決して乗客は少なくない感じだった。
仕事ではない飛行機の旅は、とても楽しい。
3時間ほどで沖縄那覇空港へ到着。先月来たときと同じで、やけに暖かい。今日は暖か過ぎらしい。
空港からレンタカーを借りて、まずは首里城へ。
レンタカーに付いていたカーナビの操作がいまいちわからず、結局iPad miniにインストールしたYahoo!カーナビを使うことにする。
すごく威厳のある正殿だけど、想像していたよりも狭い感じがしてしまう…。
王座は座りにくそうだ。
日本の城も含めて、こんな感じで格子の窓から街の様子を見るのがなんだか楽しい。城主もこうして眺めていたのだろうか?…みたいなことを想像しながら…。
首里城を後にしてカフェに向かう。途中、鳥たちが まるで門番をしてるかのように、 ずらりと並んでいた。何してたんだろう?
首里城から歩いて数分のところに、陶芸喫茶「楽茶陶房ちゅらら」がある。
名物ぶくぶく茶をいただきに来た。
ぶくぶく茶だけが名物かと思ったら、このお店は、犬のパグも有名なようだった。
すごく人懐っこかった。
明治から戦前まで、首里城周辺だけで飲まれていたお茶らしい。
炒った米を煎じた湯と茶湯(さんぴん茶)を大きな鉢に入れ、茶筅で立てた泡を茶器の盛る。サンゴ(琉球石灰岩)が含まれた硬度の高い水でないと良い泡が立たないのだという。
首里城からすぐのところにある、 琉球独自の陵墓 世界遺産「玉陵」へ。これで、「たまうどん」と読む。
首里城のきらびやかさと比べると、地味さは否めず、観光客の姿もほとんどないが、落ち着いた荘厳な佇まいは、妙に落ち着く。
ホテルにチェックインしたあと、夕食のためにふたたび外出。
第一牧志公設市場近くにある、花笠食堂へ。 沖縄家庭料理が食べられるということでやってきた。テーブルの上には、なぜか飲み放題のアイスティ。
テビチ定食と琉球定食をいただく。まさに家庭料理そのもので、飾り気などはまったくない感じ。
帰るのは1週間後なので、今日買うのは得策ではなく、見て回るだけにした。
沖縄らしい食材が所狭しと並んで、見て回るだけでも楽しい。
沖縄に来たときに食べるアイスは、やっぱり、ブルーシール。