5067 JR東日本の自動改札機
以前から、JRに乗るたびに気になっていることがある。
それは、JR東日本の自動改札機の仕様についてだ。
自動改札機の、ICカード乗車券をタッチする部分のすぐ目の前には、カードの残額やチャージ額などの情報が表示される液晶画面がある。
そして、自動改札機の前方の端にも、液晶画面があるのだが、こちらには通常何も表示されず、何らかの理由でカードが読み取れなかったり、残額が足りなかったりする場合の、警告が表示されるようになっている。
自動改札機を通過する際、視線はどうしても前方の液晶画面に行ってしまうため、カード情報を表示している手前の液晶画面が目に入りにくい。
通過する瞬間、前方の何も表示されていない液晶画面を見るたびに、カード情報を見落としたことに気づく。
どういった理由でこのような仕様になっているのだろう?…と以前から不思議に思っている。
どうせ何も表示させてないのだったら、カード情報を表示させて、残額不足に陥らないように促したっていいのではないだろうか?
実際、同じJR東日本の以前のタイプの自動改札機は、前方の液晶画面にもカード情報の表示があったはずだし、他の私鉄各社の自動改札機は、現在も前方の液晶画面にカード情報の表示がされるようになっている。
この仕様は、JR東日本の現在の自動改札機だけなのだ。
何か意図があって、それに利用者が慣れろ…ということなのだろうか? 謎だ。