5004 お気持ち

2009年12月23日の一般参賀事前に予告があったとおり、15時から「天皇陛下のお気持ち」を伝えるビデオメッセージが公開された。

陛下ご自身で、ご自分が”日本の象徴”であると述べられているのは、憲法で定められていることだとはわかっていても、ちょっと不思議な感じがした。

近い将来 ご自身が考える天皇としての役割が果たせなくなってしまうというのは、とても不本意であることは、事前に伝えられていたことだったが、一部では、突っ込んだ表現のように感じられるところもあった。

天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

もし天皇のまま崩御することようなことになれば。社会に多大なる影響をおほぼす事になる…これは、昭和天皇のことを念頭においたことだろう。

で、すごく印象的だったのは、この行事に関わる人々だけなく、その家族にも厳しい状況に置かれるというところに触れていたところだった。

このあたりは、とても陛下の人間性みたいなものを感じた。

こうしたお気持ちを拝聴すれば、今回の議論となっている生前退位については、いろいろと課題はあるにせよ、なんとか実現できないものかと思えてくる。

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