4688 南東北縦断の旅…その後

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旅行から帰ると、当然ながら、かなり慌ただしく、なかなか感想もまとめきれない状態だったが、そのわずか一週間でも、自分が見聞きしてきたことに関する続報があった。

651系撤去【651系電車撤去】

原ノ町駅で見掛けた、特急スーパーひたちとして運転されていた651系電車がついに撤去されるというニュース。震災後、ちょうど5年という時間に合わせたのか、それともたまたま偶然なのか…

スーパーひたち、撤去始まる JR常磐線・原ノ町駅
東日本大震災で動けなくなっていた特急「スーパーひたち50号」の撤去作業が17日、福島県南相馬市のJR常磐線・原ノ町駅で始まった。

国鉄からJR東日本になって初めて製造された特急型電車で、登場時、”タキシードボディ”などと呼ばれた車両だったが、5年の放置で汚れが付着し、塗装が剥がれ落ち、さび付いた姿は、とても痛々しかった。残念な気もするが、これもやむを得ないだろう。

FMあおぞら 閉局【臨時災害放送「FMあおぞら」閉局】

亘理駅で見掛けた、臨時災害FMラジオの生放送の光景…すでに決まっていたそうだが、臨時災害FM局「FMあおぞら」の総務省からの放送免許の期限が切れるため、来週24日に閉局するとのこと。

被災地FM 支援番組に幕
「あおぞら」は放送免許の期限が切れるため、24日に閉局する。

なくなってしまうのは残念だけど…ちょうど訪れたときが、3月11日で、町内で亡くなった方306人全員の名前を読み上げる特別番組を放送しているときだった。次々と、お名前と年齢が読み上げられていくのを聞いていると、胸が締め付けられる思いがした。

臨時災害FMならではの内容ではあるが、やはりあくまでも”臨時”の役目なのだから、いつか終わるときが来るのものなのだろう。

気仙沼線BRTが暫定から正式へ【気仙沼線鉄道復旧を断念】

今回の旅で利用した気仙沼線BRTは、気仙沼線の仮復旧という扱いだったが、市長の受け入れにより鉄道による復旧は断念された。

<気仙沼線>市、鉄路復旧を断念 BRT継続
東日本大震災で被災したJR気仙沼線に関し、宮城県気仙沼市が鉄路復旧を断念し、JR東日本が提案した現行のバス高速輸送システム(BRT)の継続を受け入れることを決めたことが17日分かった。

これも致し方ない。たしかに線路が繋がっていないことで、そのまま直通列車は走れないし、所要時間も長い上に、限られた定員のバスでは突然の乗客の増加には対応しにくい。でも、経費が掛からないこともあってか、震災前には1時間に1本あるかないかという時間帯もあったが、いまでは30分おきという頻度で運行され、利便性は確実に向上しているし、BRT専用道路も延びて、定時制も確保されつつあることを考えると、BRTによる復旧が現実的だと思う。残念ではあるけれど。
南東北縦断の旅概要図記事まとめにメド

こちらは、あくまで私的なこと。

撮影された写真は実に1000枚を超えていた。自分でもビックリだが、それらを整理して記事にするという作業は、1週間にもわたったが、ようやくメドが付いてきた。

初めて現地を訪れ、わずかではあるけど自分と関わったところで、このようにニュースとして伝えられるようなできごとが、立て続けに起きるというのも、震災から5年の歳月が経ったというタイミングもあるだろうけど、何か縁みたいなものを感じる。

実際に現地を訪れたからこそ、こうしたニュースに敏感になっているのかもしれない。


【ご案内】2016年3月22日に発生したデータ消失トラブルにより、この記事は、下書きを元に、2度目に書かれたものになります。初回に公開した内容と異なるところがあると思いますが、ご了承ください。

Posted by ろん