4621 商店街のカウントダウン餅つき大会
ここ数年、新年に変わる瞬間は、王子の狐の行列という行事を見ていて、なんとなく今年も見に行くつもりでいた。
そんなとき、おじゃこが、以前もらったチラシを出して、これを見てきたらどうか?と提案してくれた。
1等があまりにざっくりとした賞品できになった、あのチラシだ。
そのチラシの裏に、「新春チャリティ餅つき大会」とあって、カウントダウンもするらしい。
一体どんな感じなんだろうと、急に興味が出てきて行ってみることにした。
これまでほとんど行ったことのない商店街だから、ふだんの様子はよくわからないが、大晦日の商店街は静まりかえっていた。
会場と思われる場所に近づくと、人だかりができていた。
けど、想像していたより、遙かに少ない…。

「餅つき大会」だから、いろいろな人が次々とつくのかと思ったら、商店街の役員の人たちが、交代でついているのを、周囲で見守る…という感じになっていた。

このまま、あまり人が集まらなかったら、どうするんだろう…と思っているうちに、けっこう集まってきた。
商店街の関係者の方が、クラッカーを配って、新年を待つ。

「おめでとう~!」
クラッカーの音とともに、お祝いの言葉が聞こえたかと思うと、急に人の流れができはじめた。
何事とかと思ったら、あっという間に、お雑煮に並ぶ人たちの行列ができたのだ。
チャリティーなので、気持ちばかりのお金を募金箱に入れると、割り箸をもらえる。その行列の先で、お雑煮を受け取る。


特にこれといった行事があるわけでもないので、会場をあとにして、軽く周囲を散策する。
材木店の店頭に、今年の干支を描いた飾りが目を引く。商品の材木?に描いちゃっていいのかな…と思いつつ、よく描けてて見入ってしまった。

小さなお寺では、新年が明けたばかりのお正月らしい光景があった。

2016年が、自分にとっても、周囲のみなさまにとっても、すばらしい年になりますように…。