4592 NOTTV終了

スマートフォンで視聴するテレビ放送のNOTTVが…

昨今のスマートフォン向けのインターネットによる映像配信の普及等により、当初想定していた会員数の獲得に至らず、今後の事業継続が困難な見込み

…により、2016年6月30日をもって、サービスを終了するという。

2011年に地上アナログテレビ放送が停波した後の電波帯域を利用し、2012年4月にサービスを開始した。

2015年度末に600万契約を目指し、将来的には1000万加入を目標とするとしていた計画は、今年10月末時点ではわずか147万人

かなり厳しい状況だった。

もっとも、サービス開始当初から、どれだけのユーザーがいるんだろう?という声も多く、僕自身も、どう考えても失敗するとしか思えないと考えていただけに、あぁやっぱり…という印象。

まず、視聴者となるためには、まず、(いくらシェアNo.1とは言え)ドコモの利用者でなければならないところからして敷居が高い。

そして携帯電話等で使っている電波ではなく、この放送専用の電波を使っていることから専用のチューナーが必要となる…というのも。

そのために、視聴できるスマートフォンも限られていた。

対応機種は増えてきたとはいえ、日本で最も売れているスマートフォンであるiPhoneや、タブレット端末iPadには対応していない。

非対応端末には、別途外付けのチューナーが必要で、手軽さを著しく低下してしまう。

サイトは特に変化なしサービス終了が伝えられてから、あらためて、NOTTVのサイトやドコモのサイトをいろいろ見ていた。

報道発表の記事以外は、特にサービス停止を思わせる記述はなかったが、気になることが載っていた。

受信状況が良くない方には、アンテナケーブルを差し上げます!

こんなことまでして観たいかな…?

場所によっては電波が届きにいために受信が難しいことがあるようだ。

そもそも、動画を見るには小さい液晶画面でテレビを視聴するということに違和感を覚えているのに、電波が届きにくい場合にはアンテナを伸ばさなければならない…というのでは…。

問題山積で、成功が極めて難しいことなんて、最初から分かっていたはずなのに、だれも止められなかったのだろう。

それは、どういった事情が働いたのだろう?

大きな会社ならではの見えざる力とか論理…といえばそれまでだろうけで、会社の組織なんて、多かれ少なかれ、そういうところもあるよなぁ。

…と、妙に納得してしまうところもあるのは、僕自身、そこそこのサラリーマン歴を重ねてしまったから…だろうか?

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