[社会の窓]原風景
三連休最終日。
いい天気だったが、遠くに出かけることなく、自宅近くで過ごした。
スーパーへの買い物などで家を出ると、外の空気はどことなく秋を感じさせる気がした。
具体的にどのあたりが秋らしいか…というと、ハッキリしないのだけど、先日行ってきた群馬県中之条町で見かけた風景は、まさに秋そのものだった。
太陽の光を浴びて、稲穂は黄金に輝いている。
もう稲穂の刈り取りも始まって、天日干しされているところも。
紅葉までは、まだもうちょっと時間があるが、コスモスの花が、秋の到来を告げている…
こういった風景は、自分にとっては、決して身近ではなかったけど、妙に懐かしいというか、すーっと入ってくる感じがするのはなぜだろう。
いや、多くの日本人にとっても、秋のイメージって、やはりこんな感じ…ではないだろうか?
誰かから教えられたわけでもないのに。