4539 伊豆半島落選…

さすがにちょっと地味だけど…ふと、先日訪れた、伊豆半島伊東ビジターセンターでの会話を思い出した。

ここは、伊豆半島ジオパークの情報発信の場として開設されたそうが、このとき、伊豆半島が、まだ世界認定されていなかったことを初めて知った。

そもそも、ジオパークとは

ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産、たとえば、地層・岩石・地形・火山・断層などを含む自然豊かな「公園」のことです。山や川をよく見て、その成り立ちに気付くことに始まり、生態系や人々の暮らしとのかかわりまでをつなげて考える場所です。足元の岩石から頭上の宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、海や山の大自然からそこに暮らす生き物と人々までを一つにして考える。つまり地球を丸ごと考える場所、それがジオパークです。

…ということで、これが、さらに世界ジオパークネットワークによって認定されると、世界的にも価値のあるジオパークと認められることになる。

これまで日本で認められた世界ジオパークは、7カ所ある。

伊豆半島ジオパークが、その世界ジオパークとして認定されるかどうか、19日に行われる、世界ジオパークネットワークで決定されると、ビジターセンターのスタッフの方から聞いたのを思い出し、今日、ニュースを検索してみたら…

世界ジオパークに伊豆半島認定ならず 市長「また頑張ろう」ブログに書く

世界ジオパークネットワーク(GGN)は19日、世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園「世界ジオパーク」にアポイ岳(北海道)を認定する一方、「伊豆半島ジオパーク」を不認定とした。鳥取県で開催中のジオパーク国際シンポジウムの席上で発表した。結果を受けて、パブリックビューイング(PV)の会場となった大仁市民会館(伊豆の国市)には落胆の声が広がった。

世界認定されてない方が不思議なくらい、伊豆半島は、地学的に特徴のある場所だから、ちょっとビックリした。

日本列島付近には、「太平洋プレート」、「北アメリカプレート」、「ユーラシアプレート」、「フィリピン海プレート」が集まっていて、これらがぶつかり、隆起することで、日本列島を形作っている。

北アメリカプレートの上にある東日本と、ユーラシアプレートの上に乗っている西日本が、直接ぶつかっている境目(境界)がフォッサマグナ。

激しい衝突は、日本アルプスや富士山などを作り上げている。

約2000万年前には、数百kmも南の海底火山群だった伊豆半島は、フィリピン海プレートに乗って、ゆっくりゆっくりと移動し、ついには伊豆半島ジオパーク公式サイトより、約60万年前に本州に衝突し、現在のような半島の形になったという。

本州で、フィリピン海プレート上にあるのは、伊豆半島のみという事実だけでも、伊豆半島が特別な意味を持つことがわかる。

ただ、スタッフの方と話をしたときにも話題にしたが、観光という観点だと、一般の人からしたら、ちょっと地味な感じではある。

地学的貴重さだけでなく、興味を膨らませるような面白さみたいなものを、どう伝えていくか?…ということは、もっと考えていくべきだろう。

先日訪れたビジターセンターで思ったのは、いくら珍しくても、展示室に岩がずらりと並んでいるだけでは、興味は湧かないだろうなぁ…と。

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