4532 わかるような、わかんないような…
読まないから気にしないのか?、ときどき、商品に堂々と書かれているのに、じっくり読むと意味がわからない謎のコピーや文言など見掛けることがある。
これらは、ほとんど”風景”の一部と化し、気付いたとしても、「あれ?」って思うだけで、終わらせてしまいがちだ。
先日は、煮あなごだったが、今回はアイスだ。

じっくり読むことなんて、まずない。
だから、つい見逃してしまうのだけど、今回の、明治スーパーカップの中蓋フィルムに書かれていた言葉は、いろいろ考えさせられた。
いつもの生活にニコニコと明るい気分になれる楽しいひとときをお届けします
まず読点がないので、冗長な感じ。
書かれていることは、難しくもなんともないのに、すーっと入ってこない。
このアイスが届けるのが「 ニコニコと明るい気分になれる楽しいひととき」なのだろうが、どうにも唐突感があって、必然性が感じられないのだ。
なぜ、スーパーカップが、「 ニコニコと明るい気分になれる楽しいひととき」を届けてくれるのだろう?
いろんなことを思いつつ、食べ応えのあるスーパーカップを食べていると、あんまり細かなことを考えなくてもいいような気がしてきた。
これが、まさに、「いつもの生活にニコニコと明るい気分になれる楽しいひとときをお届けされた」…ってことなのだろうか?