4491 独りよがりのデザイン

建築・都市, 芸術・デザイン

先日、あるビルで見掛けた、エレベータのサインが気になった。

エレベータは2台。 サイン(ランプ)は、それぞれに、クリーム、赤、緑の3色。

赤色点滅緑色点滅まず、”上”に向かうボタンを押してみる。

すると、目の前のエレベータで、赤いランプが点滅し始めた。

隣のエレベータは、ずっと緑のランプが点滅している。

これはいったいなんだ?

しばらくすると、 緑のランプの付いたエレベーターの扉が開いた。
緑色点灯、クリーム色点滅このエレベータが、何とも分かりにくい…

クリームのランプが点滅を始める一方、これまで点滅していた緑のランプが点灯したままに。

ここへ来てようやく意味が想像できた。

つまり、クリーム色のランプの点滅は到着を意味する…ということになる。

えっ!でも、それって、エレベータの扉が開けば、それでわかるんじゃないの?…と思わずにはいられなかった。

テプラで説明が必要

そして、緑は上方向、赤は下方向、さらに点滅している場合は移動中という意味であることも、わかってきた。

それを裏付けるように、ランプの隣にテプラで「到着」「上行き」「下行き」といった説明が貼られていた。

 

そもそも、エレベーターというきわめて単純で、誰でも操作できるはずの機械なのに、説明書きが必要ということは、それだけデザインがどうしようもない…ということになる。

これをデザインした人は、テプラで貼られてしまったという事実を知っているのだろうか?

もし僕がその立場だったら、かなり恥ずかしいと思う。

Posted by ろん