4415 突如現れた見えない恐怖
東京都豊島区の公園で、高い放射線量が検出されたというニュース(ウェブ魚拓によるキャッシュ)にはビックリした。
東京都豊島区は二十三日、区立池袋本町電車の見える公園(池袋本町四)内の地表で、毎時四八〇マイクロシーベルトの放射線量を測定したと発表した。除染を行う基準値の約二千倍の線量にあたり、区は公園を立ち入り禁止にした。地中に何らかの放射性物質が埋まっているとみて、専門業者に委託して調べる。
この場所に二時間いると、一般人が年間に浴びてよい放射線の許容量とほぼ同じ量の被ばくをすることになる。
この公園、ちょっと前に、東上線の写真を撮りに行った場所のすぐ近くだと知り、思わず朝から見に行ってしまった。
午前8時前だというのに、警備員や関係者らしき人たち、マスコミの関係者、近所の人たち?が集まって来ていた。
そういえば、この公園は、できたばかりのころ一度来たことがあったっけ。
もちろん、当時から放射性物質が埋まっていたわけで、当然ながら相当量の放射線が放出されていたはず。
まぁ、基準値の約2000倍という高い線量ではあるが、これによって健康被害が出るかというと、おそらくないだろう。
ただ、何が怖い…って、放射性物質は、埋まっていたら見えないし、音も匂いもしない…ただただ放射線を出し続けてるものだということだ。
今回はこのレベルでも気付かれたからいいようなものの、気付かれないまま、凄まじいレベルの放射線を出しているところがないとは言いきれない…と思う。
きっと何かあっても、原因不明として処理されているのだろう。
そう考えると、ちょっと恐ろしくなってくる。