4387 驚くべき酔っぱらいのホーム転落事故の傾向
酔っぱらいと言えば、足取りが怪しい…というのが、一般的なイメージだし、僕もそんなイメージを持っている。
だから、酔っぱらいが駅のプラットホームから転落する事故…と聞くと、プラットホームの端を千鳥足で歩いて踏み外す…とばかり思っていたし、実際に注意を呼びかけるポスターも、それをイメージした内容になっている。
しかし…

酔って線路に一直線 ホーム転落事故の9割 JR西が調査
酔った客が駅のホームから線路に転落する事故が増える中、JR西日本安全研究所が過去2年の事故映像を調べた結果、「突然線路に向かって転落する」傾向が約9割に上ることが分かった。千鳥足でふらふらと落ちるイメージとは違い、担当者も驚きの結果に。同社は結果をもとに、ベンチの位置を変えるなど防止策に本腰を入れる。
このニュース(Web魚拓によるキャッシュ)には、「突然線路に転落するイメージ図」が添えられていたので、見てみると、ある意味衝撃的な内容だった。
思わずつぶやいてしまった。
これじゃ防ぎようがないじゃん…
一番驚いたのは、座っていたベンチから、一直線にホームから転落しているとという傾向が、約9割に上るということだった。
プラットホームを歩いている人を気に掛ければいい…ということだけでは、絶対に防ぐことができないわけで、いかに思い込みというものが激しいかがよく分かる話だ。
こういう状態で転落する状況を見れば、ホームドアがかなり有効であると言うことも、よく分かる。