4377 上野東京ライン開業
宇都宮線・高崎線と常磐線が東海道線に乗り入れる、上野東京ラインが、本日開通!…ということで、以前予告?したとおり、初乗車とその模様を見学に行ってきた。
まず向かったのは、赤羽駅。
案内表示がどうなっているか?見ようと思ったら、表示に不具合が発生していたようだ。

上野東京ラインで上野から東京に向かう一番電車となる、普通小田原行きを待つ人たちは、雰囲気からして、明らかに“マニア”だった。
もちろん、僕のそのうちの一人に見られるのは致し方ないことではあるけれど。
定刻通り赤羽駅に到着したので、乗り込もうと思ったら、先頭の前寄りの扉からは乗車が困難なくらいの混雑になっていた。

尾久駅でJR社員が乗り込み、式典開催のために先頭車両の前寄り3つの扉からの出入りができない旨を案内していた。
定刻通り上野駅に到着。
記念式典のくす玉が割れるところを見学することができたのはラッキーだった。

上野駅を定刻通り出発。ここから、いよいよ今日開業した上野東京ラインの区間となる。
これまで、山手線、京浜東北線が走っている区間だが、新幹線の上に新たな高架橋を作りそこを走っているので、見える景色が全然違って、とても見晴らしがいい。

神田駅を過ぎ、高架区間が終わり地上に降りてくると、見慣れた景色になる。
あっという間に、東京駅に到着。


品川駅で下車。
一番電車を見送り、向こうのホームに止まっている、常磐線の特急ひたち1号を見に行く。
上野東京ライン開業にあわせて、これまで上野駅発着だった常磐線の特急が、今日から原則として品川駅発着となる。

ここでも、(人垣の隙間から)記念式典を見学することができた。
せっかくだから…と、品川駅を発車するひたち号を撮ろうと待ちかまえていたら…

こともあろうに、前に立っていた三十歳代前後の男性が、なぜかひたち号に手を振り始めた。
鉄道関連のイベントでは、ときどき不可解な行動にを見掛けることがあるが、こういう”トラブル”はつきものだ。

品川駅で、特急ひたち1号を見送る。

品川駅のホームの階段を上る途中、ゲストで来ていた、スパリゾートハワイアンズの踊り子を被写体に、ちょっとした撮影会になっていた。
軽く品川駅構内を歩いて…


東京駅まで東海道線で戻ろうかと思ったのだけど、少し時間が空いていたので、京浜東北線で移動。
東京駅では、今日開通した北陸新幹線を見学して、ふたたび上野東京ラインの列車を待つ。

これからは、毎日見られる光景なのだけど、初日というのは、あらゆる光景が被写体となってしまう。

あらためて上野駅の駅名標を見てみたら、しっかり隣の駅として、「東京」が記されていた。
今日は、上野東京ラインの“一番電車”に乗り、往復したところで、予定していたミッションは終了。
上野と東京がダイレクトに繋がって、乗り換えなしで通り抜けられるという感覚は、すごく新鮮だった。
それにしても…今回のようなお試し乗車ではなく、本当の意味で利用する日は、果たしていつになるんだろう…。
