4365 "素晴らしい"日本
電車内にあった、マスクの中吊り広告が目に入った。もう花粉が飛散する季節…。
それで気になったのが「日本製」の文字。
そういえば、先日貼ったiPhoneの液晶フィルムにも、大きく「日本製」と書かれていた。
これほどまでに「日本製」であることが、重視されるようになったのは、いつのころからだろうなぁ…と思った。
たしかに自分でも日本製かどうか意識してしまうし、日本製の方が安心なように思う。
日本…といえば、最近、外国人からみた日本の素晴らししさを紹介するテレビ番組や記事などが急に増えてきた気がする。
それはそれで興味深いし、誉められれば嬉しいし、悪くはないんだけど、あまりにも、いきすぎ過ぎてしまうと、ちょっと違和感を覚えはじめる。
素晴らしいのは、あくまで外国人が出会った人たちのことであったり、その該当の製品だったりするだけで、けっして、日本のすべてを素晴らしいと言ってるのではない。
もちろん、外(外国人)から誉められなければ、自信が持てない…っていうのわからなくはないし、自虐史観が台頭するよりはいいと思う。
日本や日本人を誇りに思うことは決して悪いことではない。
でも…と思う。
ただただ、日本はすごい!、素晴らしい!…というだけでは、そこからの発展とか、成長は望めなくなってしまう気がするのだ。
まぁちょっと考え過ぎなのかもしれないけど…。