4313 空の色は四季によって違うのだろうか?
空の色は四季によって違うのだろうか?
雲の種類の違いはわかりやすいが、同じ青空でも春夏秋冬で違っているように思う。
でもあくまでこれは感覚的なものだし、当然ながら、比べる時間も天候も、方角も考慮しなければならない。
そこで毎日7時前後、自宅のベランダから、南の空を同じiPhoneのカメラで1年間撮り続けてみることにした。
これを思い立った、そもそものきっかけは、六本木の東京ミッドタウンにある、21_21 DESIGN SIGHTで開催されていた 「カラーハンティング展」という展覧会で見た、「スカイダイアリー」という作品だった。
東日本大震災のあと、世界中とつながっている空の色を写し取ってみようと思い立った作者は、出張先にも絵具をもち歩いて空の色をとり続けたという。
この作品ではついに365日分達成したようだが、僕はどうだったか…
2週間程度の習熟期間を経て、安定して撮影できるようになったのは、2013年10月。
途中、旅行等で自宅を離れた際には、時間と方角を合わせて撮 影を続けた。
そして1年間…今年の9月末には予定した期間が過ぎたことになる。
写真の整理が大変そうだったから、しばらく手を付けていなかったのだけど、年内に完了させたいと思い、ようやく着手。
この1日は、7月21日…北欧への旅行から帰ってきた日で、午前7時の時点では、飛行機の上だったため、そもそも撮ることが不可能だったのだ。
いまさらながら気付いたことが、自分でも驚きだったが、続けることの難しさを痛感させられた。
そして、そもそもの目的だった、空の色は四季によって違うのだろうか?ということについては、いまいちよくわからなかった…というのが正直な感想。
ただ、目標が達成できなかったという悔しさが残ってしまったので、いずれリベンジを期したいと思った。