16 死語と”?”の世界

定点観察

 久しぶりの再会と初めて出会う感動にあった。

久しぶりの言葉の響きに内心ハッスルしている筆者

 このハッスルという言葉も最近は聞かない。商店街に固有名詞がつかないのは珍しくないが、ここまでくると無国籍さすら感じる。写真では分かりにくいが、看板の背景には、祭りでもないのに昼間から、たこ焼き屋が店を開いていた。
 さらに歩みを進めてみると、衝撃的な感動に出会った。

  

 一人だけ入れるカラオケボックスである。一番右の写真は少々分かりにくいが、蛍光ペンでうっすら 「ひとりが楽しい」
と確かに書かれている。ボックスは約1m四方で、中には、座席が一つだけ置かれ、マイクももちろん一つ。鍵のようなものがかかっていたようで、詳しくは見られなかったが、カラオケボックスとしての体裁は保っていたようだ。このカラオケボックスの名前も、「ハッスル」という。
 ちなみにカラオケボックスの前に置かれているゴミ箱みたいなものは、不要の衣服を交換するためのリサイクルボックスだという。

 場所:東武東上線下赤塚駅南口から営団赤塚駅方面へ徒歩8分。

Posted by ろん