4258 東京競馬場へ行ってみた
東京競馬場へ行ってきた。
…とは言うものの、競馬を見に行ったのではなく、「英国ジョッキークラブ秘蔵 競馬絵画展」という、JRA競馬博物館の企画展だ。
詳しくは後述するとして、まずは京王で府中競馬場正門前駅へ向かう。
競馬開催日ということで、京王競馬場線の乗換駅、東府中に特急が臨時停車。
向かい側に停車中の電車に乗り換え、府中競馬場正門前駅に到着。

とにかくだだっ広い駅構内は、CMやドラマなどの撮影スポットとしてもよく使われているらしい。

改札口からペデストリアンデッキでまっすぐ行けば、東京競馬場正門へ。

競馬開催日は入場料200円を徴収されてしまう。
場内はまるで公園のよう。
見るからにギャンブルとしての競馬に傾倒してるおじさんも少なくないが、家族連れもかなり多い。

まずは、今日の目的の「英国ジョッキークラブ秘蔵 競馬絵画展」を鑑賞するために、JRA競馬博物館へ。

イギリスのエリザベス女王名誉会長を務める「英国ジョッキークラブ」は、競馬に携わる貴族たちの社交クラブとして約260年前に発足。
クラブに所属する馬主たちが名馬の姿を残そうと画家に描かれた絵は、これまで会員以外に公開されることはなかったという。
今回皇室と英王室との親交とJRA発足60周年を記念して特別に貸し出されたのが、この企画展で展示されている絵だった。
展示されていた馬たちの姿は、どれも素晴らしく、まるで写真のようなリアリティと光沢で、思わず見入ってしまった。
絵画展を見たあとは、博物館を見学。あまり競馬とか馬を意識して見る機会なんてまずないから、面白かった。

JRA競馬博物館を出て、競馬場の方へ向かう。たくさんの遊具があったり、広い芝生があったり…と、公園のよう。


空席が目立つな…と思ったら、空いてる席のほぼすべてが、場所取り済みだった。
せっかく競馬場に来たんだから、ちょっとは馬を見てみよう…と、レースを見学。


日中は気温が上がり、日なたでは暑さも感じたが、観覧席裏手の窓から見える木々は色付いていて、こんなところで秋を感じるとは思ってもみなかった。
僕のように競馬についてはまったくわからない人向けに説明してくれる講座もあるようで、こういう活動もしていかないと、ファンは増えないよなぁ…なんて思ってみたり。

今日は競馬開催日ということで、新宿行きの直通列車があるようだけど、運転されるのは夕方なので、まだお昼の今は、東府中で乗り換え、さらに調布で、あとから来る特急に乗り換え新宿へと戻った。
