4252 調布飛行場まつり
昨日、武蔵境から吉祥寺まで歩いたときにもらったパンフレットに、今日「調布飛行場まつり」というイベントが開かれることを知ったので、行ってみることにした。
昨日朝、出掛けた武蔵境の隣駅である、東小金井駅へ。

この駅からすぐ近くに、レンタサイクルがあって、スタンプラリーに参加すると100円で借りられるということで、今回利用させてもらった。スタンプラリーは1カ所でもいいので、敷居が低い。

初めて走るところなので、何でもない場所を走るだけでも楽しい。

巨大なカメラで川面を写しいている人がいたのだけど、何を写してたんだろう?
…と思って調べてみたら、どうやらカワセミっぽい。


家族連れが目立つ。
ステージでは、フラダンスのショーが催され、たくさんのテントでは調布から行ける島々の特産品の即売会や、軽食の販売などをやっていた。

調布飛行場へは近くまで来たことはあるが、こうして敷地内に入るのは初めてだと思う。さすがに機体は小さいが、思ったよりたくさんの飛行機が飛んでいた。

ドラマなどでもおなじみの、ドクターヘリをはじめ、たくさんの小型飛行機を間近に見ることができた。
仕方がないのだけど、ほとんどの機体が逆光気味になる場所に置かれていたので、写真を綺麗に写しにくかったのはちょっと残念。

格納庫でも、飛行機やヘリコプターの展示、さまざまな活動を紹介するパネル展示、ヘリコプターのシミュレーション体験なども…。

ハンドランチグライダーというものの、実演もあった。
その名の通り、飛ばすのはハンド…つまり手だ。離陸は、飛行機の片方の翼を持ち、まるで砲丸投げのように、身体を回転させて、機体から手を離す。
かなり上空まで飛び上がっていく。操縦はリモートコントロールで舵が切れるようだが、動力を持たないので、ゆっくりと降りてくる。見てるだけで楽しい。

行列を見つける。先頭で何かをもらっている感じだったので、試しに並んでみると、すき焼きの割下とまぜご飯の素だった。
なぜ?と思って考えてみた。近くに味の素スタジアムがあるから?…と思ったのだけど、もらったのはキッコーマンだった…

お昼はどうしようかと思っていたところ、たまたま目に飛び込んできたのが、プロペラカフェというお店。店内から、格納庫や滑走路が見える。

模型飛行機や写真などのほかに、「飛行機販売中」と書かれた貼り紙があって、実際に多数の飛行機が販売されていた。そのうち2~3機がSOLD OUTとなっていた。
注文したのは「プロペラバーガー」 どのあたりがプロペラなんだろう?と思ったが、この店が「プロペラカフェ」というので、単に店の名前に過ぎなかったのかも。

子供向けの制服や帽子を着用させてくれるとはいうものの、操縦席に乗って写真を撮るだけの、500円はちょっと高いんじゃないかなぁ…なんて。

模型飛行機や、鉄道と同じように、飛行機で使われていたプレートや計器などが販売されていた。

ときどき、この飛行場の中では最も大きい、新中央航空の旅客機が飛び立つ。他の小型飛行機と比べると大きいのだけど、音は格段に小さい。

調布飛行場には周辺に戦争の遺構が多く残されていて、掩体壕(えんたいごう)もそのひとつ。

掩体壕は、航空機を敵の攻撃から守るための格納庫…つまり、飛行機の防空壕だ。
初めて訪れた調布飛行場だが、いずれ、ここから飛び立って出掛けてみるのも楽しそうだ。
