4214 ニセコでシャクナゲ岳登山
ニセコには昨年も、まったく同じ時期に来ているが、ニセコに道の駅「ニセコビュープラザ」にも、また来てしまった。
メロンやとうもろこしなど、地元で取れる新鮮な野菜や果物が格安で手に入るとあって、平日にもかかわらず、大賑わいだった。もちろん、今年もいろいろ買って、自宅へ送った。
途中で、人だかりのできているところがあって止まってみると、甘露水という名前の湧き水を汲んでいる人たちの姿だった。
昭和天皇がこの湧き水を「甘露である」と喜ばれたところから「甘露水」と付いたという。
神仙沼入口前にある駐車場に車を止め、登山用の靴に履き替え、ストックを持っていざ出発。
最初のうちは、整備された木道を歩くだけだったので、なんてことなかったが、長沼へ続く道は、すっかり“登山道”っぽい感じになっていた。
15分ほどで長沼に到着。荒涼とした雰囲気は、去年と同じだった。
去年は長沼までだったが、今年はもっと先へ足を踏み入れる。登山道はさらにワイルドになってきた。巨大な穴がぽっかりと空いていたり…
慣れないと歩きにくい登山道が続く。
進行方向左側には、ずっと長沼が見えていたが、しばらくすると、沼も見えなくなり、見通しの利かない木々に囲まれた登山道を、ひたすら上っていった。
あまり変化のない登山道にあって、ようやく登山道の分岐に到達。
何とか頂上付近に到達。
わずか200mのところに、20分〜30分ほど掛かってしまった。
振り返ると、シャクナゲ沼が見えていた。
さすが、山頂…見晴らしはいい!
けれど…
背丈の低い木とゴツゴツとした岩が転がるばかりで、頂上を示す看板は碑なども見つからなかった。
これ以上先に進めるような感じでもなく、どうやら、ここが山頂なのだろう。
ここまで予想以上に時間が掛かったこともあり、できるだけ早めに下山することにした。
シャクナゲ岳の入口から分岐した道に、シャクナゲ沼100mと書かれていたので、せっかくなので?、行ってみる。
行きでどんな登山道なのかということや、だいたいの距離感を掴んでいるので、思ったより早く帰って来られた気がした。
山を歩くときには、よくきのこを探すのだけど、なぜかあまり見つからなかった。
登山道の起伏が激しく見つける余裕がなかったのか、生育にあまり適していないせいなのか?
それでも、帰りがけに見つけた、このきのこは、大きさといい、形といい、色もいい感じだった。
ようやく、長沼までやってきた。ここまで来れば、比較的歩きやすい登山道になるので、ホッとした。
あとで調べてみると、どうやらシャクナゲ岳の山頂の碑があったようだ。全然気がつかなかった…。
なんてこった…。
つづく。
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