4104 東京23区一周/9日目・大田区仲六郷~大田区羽田空港
東京23区の周りをぐるりと回って、今日は9日目。
前回の続きで、やってきたのは、京浜急行六郷土手駅。

六郷橋の橋詰には、旧六郷橋の橋門と親柱が記念碑的に置かれている。前回のゴールはこの付近だったので、今回はここからスタート。

だだっ広い河川敷が続く。
以前何度か行ったことのある、川崎河口水門が見えた。

シジミのよう。

対岸にも歴史を感じさせる水門があったが、こちらにも古い水門が現役で使われている。
以前、蒲田に来たときに見た六郷水門だ。
1931年(昭和6年)に作られ、いまでも現役というのがすごい。


注意書きの看板が、白黒バージョンとカラーバージョンが並んでいた。それだけのことだけど…。

河川敷二咲く花。調べてみたら、ハマダイコンらしい。その名の通り、野菜のダイコンらしいのだけど、ダイコン…って、なんだか意外な感じ。

佃煮は、古くからの羽田の名物なのかな?
河川敷により沿うように、古い住宅地が並んでいる。

大師橋をくぐる。六郷橋と同じように、橋詰には、旧大師橋の親柱が置かれていた。

今日もいい天気。
まるで夏のような雲が上昇気流に乗って、姿をどんどんと変えていく。
でも湿度が低いせいか、それほど暑さを感じない。
飛行機が次々と飛び立ち、空港に近づいていることを実感。
あれだけ広かった河川敷が狭くなった代わりに、川面が近づき、風景の変化が激しくなる。
かつてこの地域が漁村だったことを感じさせる。

移転が計画されるたびに関係者に事故が起きたことから、祟りとも、都市伝説ともいわれた鳥居も、いまでは空港入口の門のような役割を担っている。

空港の敷地に入ると、また風景の変化が乏しくなり、距離感も掴みにくくなる。羽田空港に船着場があったなんて知らなかった。ちょっとターミナルビルからのアクセスはよくなさそうだけど。

ようやくゴールの羽田空港国際線ターミナルビルが見えてきたが、なかなか近づかない。
空港に近づいてから、ところどころで自転車が捨てられているのを見掛けた。いったいなぜこんなところに自転車があるのか?ちょっと謎。

今回はここまで。さらに進めば、羽田空港国内線ターミナルに行ける。

羽田空港国際線ターミナルは、先日、国際線の本数がかなり増えたらしいし、いちおう?今日からゴールデンウィークらしいのだけど、お客さんの数はそう多くない。お店にも人は少なかった。

9日目にして、ついに羽田空港に到着。
日をまたぎながらだが、歩いて羽田空港まで来たということも感慨深いし、東京23区の境目がいかに変化に富んだ場所であるかがよく分かって楽しい。
