4093 取っておいたマウス
先日もちょっと触れたが、WindowsXPのサポート終了にあわせ、会社のノートパソコンもWindows7を使ったものに置き換えられた。
この支給されたノートパソコンをしばらく使っているうちに、ちょっと気になることが出てきた。
それは、パソコンのマウスポインタを動かす、タッチパッドが使いづらいということだった。
僕は、これまで、パソコンでは、自宅でも会社でも、タッチパットを使い、マウスは使わなかった。
パソコンだけで操作が完結しない(マウスが別途必要)ということに違和感を覚えたのは、先日表明した、デフォルト主義の考え方に近い。
しかし、あらためて考えてみれば、結局、使いにくいタッチパッドに慣れたところで、もしそのパソコンを置き換えるような事態となれば意味がないのだ。
マウスを使うことがむしろデフォルトだろう
…という、なんてことない結論に達し、マウスを使ってみることにした。
マウスを使うのは久しぶり。
そういえば…と、デスクトップパソコンを使っていた時代の、ずっと使わないまま、捨てられずにいたマウスを押し入れから引っぱり出してきてきた。
物が捨てられない僕だが、こういうときこそ役に立った!と、自画自賛。
USBマウスなのですぐに接続…と思いきや、
「不明なデバイス」
…となって、動作しない。
いろいろ調べてみるも、原因は不明だった。
手持ちの2つのマウスは動作しない。
あきらめかけたところに、もう1つマウスがあった。
自分でも、どんだけマウス持ってるんだ?と、突っ込みたくなるほどの数だけど…。
最後につないだこのマウスだけは、あっという間に接続できた。
もちろん接続するUSB端子も同じだから、見た目はきちんと接続する。
これらはどれも、作られた時期が古く、規格も異なっているのかもしれない。
実際、うまく接続しなかったマウスは、どちらも10数年以上前に作られたものだ。
取っておいても、使えないんじゃ意味がない。
捨てずに大事に持ち続けることの意味を、考えさせられるできごとだった。