4086 あのタブーを思い出す

人文・教育・思想

※食事中などの方は注意してご覧いただきたい内容かもしれません※

気兼ねなくトイレに入れる幸せ一昨日と昨日は、各地で入学式があったようで、真新しいランドセルを背負った小学生が元気に登校している姿を見掛ける。

そんな子供たちを待っているのは、もしかすると、あの“タブー”かもしれない。

ふと、大人になってよかった…と思うことのひとつは、いざというとき、周囲の気兼ねなくトイレ(大)に行けるということだ。

いまさらながら…とは思うし、いまとなっては、どうしてそこまで…と思うことだけど、特に小学生のころ(男子のみだろう)は、トイレの個室に行くこと自体、大変なタブーであった。

そして、これがある特定の地域で…とか、特定の時代…というのではなく、普遍的に認識されているというのは、かなり興味深い。

いったいなぜ、このようなタブーが生き続けいているのだろう?

“汚いもの"とか"隔絶すべきもの"といった考えが拡大解釈されているのだろうか?

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排便は生理現象で、我慢すると食欲がなくなる、集中力がなくなる、体調が悪くなる、生活リズムが乱れる、便秘気味の子供は悪化するなど、良くないことだらけだ。
それなのに「学校でできない」子供が多い根底には、小学校の学習指導要領に「排泄」の文字がないという問題がある。子供が社会生活を踏み出す第一歩の所で、排泄のメカニズムやなぜそれが大切なのか、ルールやマナーなどの教育がされていない。その結果、「排便=嫌な物」という文化だけが形成されているのが現状だという。小学校で培われたそのイメージが成長しても残ってしまうことで、中学、高校に進んでもできない子供が減らないのでは、と見ている。

たしかに、教育や指導は大事だとは思うが、どうも腑に落ちないことがある。

それは、きちんと調べがついているわけではないが、諸外国では、こうした状況になっていないという事実だ。

海外ではこうした問題が起きないのは、排泄についてしっかり教育されているから?…果たしてそうだろうか?

この問題は、教育だけではない"日本特有"の事情が隠されているような気がしてならない。

いじめの問題にも繋がりそうな気もするし、しっかりと調べると、かなり興味深いことがわかりそうだが、なかなか深入りしにくい、デリケートなテーマだ。

でも、引き続き、関心は持っておきたいと思う。

Posted by ろん