4045 全否定する人
いろいろな人と会話をすることは嫌いではないが、ちょっと苦手な瞬間がある。
それは、たわいもない会話しているなかで、相手が自分の意見を“全否定”する人がいることだ。
全否定といっても、そんな仰々しいものではなく、こんなフレーズを指している。
「全然違う」
「そんなことは絶対あり得ない」
「まったく考えられない」
そんなにとんでもなく誤った意見ではないようなことに対しても、こんな感じで言われてしまうと、自分のすべてが否定され、まるで自分が無価値の存在のような気すらしてきて、軽く凹む。
どうしてこういう言い方になるのかな?
自分の考えや主張を曲げたくない…とか、強調して伝えたいがために、言葉が強くなってしまうのだろうか。
一方、僕はどうかと言えば、むしろ、逆に、きちんと否定すること自体、憚られてしまう。
否定することが、なんだか相手に悪いような気がして…。
だから、自分の答えが曖昧になって、最終的には、相手にちゃんと真意が伝わらず、困ってしまうこともある。
うーん、どっちもどっちか。