4044 突然雪に閉じ込められた地域を思う

社会・政治・事件

先週金曜日から土曜日に掛けて降った大雪で、特に首都圏の交通は一時完全に麻痺した。

その影響で、近所のスーパーの棚から、ごっそり商品がなくなっているところが散見された。

最初は、雪に備えての買い込む人の影響かな?と思ったが、納品のトラックが着かないせいだった。

都内の雪による障害は徐々に収束しつつあるようだが、隣県の山梨では、観測史上最多の一晩に1mを超える積雪があり、現在も大変な状況が続いているとのこと。

高速道路や鉄道の通行止めが続いていて、“陸の孤島”と化しているという。

この深刻さが、あまり伝わってこなかったのは、被害の大きかった地域の交通や通信手段が断絶していたことも影響しているのかもしれない。

都心では、大雪直後の雨と気温の高さで、ずいぶんと雪は溶けてしまい、目の前から雪が消えつつあるし、ニュースでもそれほど取り上げられ来なかったせいか、どこか現実感が薄いような気がしてならない。

でも…

この状況を知ったら、もし都心でも1m以上の雪が降ったら、どうなるか?…という想像することはできるはずだ。

いま直接、自分が手を差し伸べることはできないまでも、今後、どんな力になれるかを考えるために、被害の状況を少しでも把握しておくことが大事だと思う。

Posted by ろん