4038 名所江戸百景「びくにはし雪中」

京橋駅から東京駅方向に歩く。
次に向かう場所は、これまであまり来ない場所だった。
でも、描かれている橋の下を流れる川は、今では東京高速道路(KK線)に変わっているので、(風情なんてちっともないけど)、場所の特定がしやすく、すぐにわかった。
山くじらは、イノシシのこと。
食感が鯨肉に似ているから…というのがその理由らしい。
右側に小さく見える、「○焼十三里」はサツマイモの丸焼きで、栗(九里)より(四里)うまい十三里…という洒落。
洒落がわからないと、江戸時代は生きていけないかも。
吹雪が強まり、人の姿があまり見えない。
けど、描かれた150年前の世界にどことなく雰囲気が似ている感じ。
雪はどんどん強まり、近くの建物でも霞んで見えにくくなってきた。
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