4031 選挙戦も大詰め
東京都知事選挙も、いよいよ大詰め。
新橋駅前での、ある候補者の演説にも大勢の人たちが集まっていた。
さて…
前回の、東京都選挙管理委員会の投票を呼びかけるポスターでは、AKB48の一部メンバーを採用していたが、今回は時間がなかったことや、お金も掛けられないということか、あっさりした感じのポスターだった。
しかし、今日、電車の扉上にある液晶モニターに映されたCMでは、けっこう凝ったつくりになっていて、芸能人を使ってはいないものの、お金がかかってそうだった。
もっとも、こうしたポスターやCMの有無によって、投票率が変わるとは思えない。
けれど、選挙管理委員会としては、“啓蒙した”という事実が必要なわけで、何もしないという選択肢はないのだろう。
予想通り、立候補者のポスターは空欄だらけで、投票日を迎えることになりそう。
各立候補者の意見を聞いてみたけど…
立候補者の主張はいずれも、「東京のために力を尽くす」というより、、「自分の主義を実現するために東京都知事の立場を利用する」というふうに見えてしかたがない。
穿った見方かもしれないけど。
使えるお金も人も潤沢な東京都の知事だったら、何らかの成果を生み出すことは（誰でもできるとは言わないけど…）、そう難しいことではないと思う。
やれるもんなら、財政再建団体か、その一歩手前のような財政が厳しい自治体の首長の選挙に出てみろ…なんて思ってしまう。
もちろん東京は、地方に支えられているということは認識しているし、東京の主張が、国に影響を及ぼすことも承知している。
けれど、やっぱり、東京都知事に課せられた役割は、国政とは違うのであって、まずは東京のために働いてほしい。