4009 写真整理で困ったことが…

PC・携帯・ネット

出掛けるたびに撮り続けている膨大な枚数の写真。

でも、実際にブログ等で紹介するのは、ごくわずかで、残りは、そのまま保存されることになる。

せっかく撮った写真を死蔵させず、振り返って懐かしんだり、先日書いた記事のように、古い時代との対比した風景を楽しむためには、ちゃんとした下準備が必要となる。

その準備とは、写真の一枚一枚に、キーワード(タグ)を付けるという作業だ。

もう何年も前からやっている作業だが、これによって、古い写真を簡単に検索できるようになるのだ。

また、これらの写真を大切に保存するためにはバックアップも欠かせないため、これまでGoogleが提供している「Picasaウェブアルバム」というサービスを利用してきた。

このサービスの便利なところは、あらかじめ設定しておけば、撮った写真と、写真に付けたタグ情報を合わせて自動的にバックアップしてくれる上に、インターネット経由で写真の検索もできるようになるということだ。

これで、いつでもどこででも、自分の撮った写真を検索することができるようになる。

しかし、先週末、おかしなことが起きていることに気が付いた。

検索しても、なぜか上限が100枚までしかヒットしなくなってしまったのだ。

100枚なんて数は明らかに少なすぎる。

たとえば“川越”というタグで検索した場合、1日に撮った写真ですら全部見られないのだ。

調べてみると、いま、Picasaウェブアルバムが、Google+(グーグルプラス)というサービスに吸収される過程で、Picasaで検索しても、結果の表示はGoogle+で行われるように変更されてしまったようなのだ。

Google+は、Picasaと同じGoogleが提供するFacebookのようなSNS。

写真が主役のPicasaと違い、Google+はSNSであり、写真はその機能の一部でしかない。

そのため、必要な機能が足りない一方で、あんまり嬉しくない新機能が充実していたりする。

“おまかせビジュアル”という機能は、写真の内容を自動判定して、文字通りおまかせで、アニメーションGIFを作ってくれる機能。

まぁ、これはこれで綺麗だけど、実際にはキラキラと点滅してないし、雪だって降っていないわけで…

そもそも、僕はGoogle+は使ってないので、いろいろと迷惑な話だ。

もっとも、ネットでのサービスは、こういうことがつきもので、往々にして自分の期待しない方向に機能が向かってしまうものだ。

こういうときは、サービスに従うか、使うのを止めるか?の二者択一でしかない。

いろいろ検討した結果、引き続き、Picasaは使い続けるものの、別途、Flickrという、Picasaに似たウェブアルバムを使用することにした。

日本語のサービスをしていないというのがネックだけど、さすがに写真が主役のサービスだけあって、自分のやりたいことがすべて実現できるようだ。

ただ、最大の問題が…

それは、これまで撮り続けた、数万枚の写真を、Flickrにアップロードしなければならないということ。

ちょっと気が遠くなりそう…。

いまあらためてざっと枚数を数えたら、11万枚を越えていた…あぁ…

Posted by ろん