4003 隣に座った人

物思いに耽る(雑感)

ふだん電車の中で過ごす時間は、そんなに長くはないが、心地よく過ごせるかどうかは、時間の長短に関わらない。

昨年末、少し混雑した電車の中で、空席があったので座ろうとしたときのこと。

先に座っている男性のスーツの裾が、空席にはみ出ていた。

そのままだと、裾の踏んづけて座ってしまいそうだったので、少し手で裾を押しやりながら座った。

座ってみると、どうも押し切れず裾の上に座ってしまったような感触があった。どうしようかな…と思っていたら、その男性は思いっきり、裾を引っ張ったのだ。

深く座っていたわけではないので、裾を引っ張られてよろけるといったようなこともなく、別に僕自身に何の影響はないのだけど、なんて表現していいかわからないが、ちょっと不快な気分になった。

注意深く座るのはあとから座る者の責任かもしれないけど、そもそも空席に裾をはみ出させている方にも問題はないだろうか?…と、悶々とした気分になった。

また、こちらも、先日隣に居合わせた人の行動なのだけど、比較的混雑した電車の中で、この男性は、ずっと足を組んでいたのだ。

別に誰にも当たっていないのだけど、このような状態だと彼の前に立ちにくいし、彼の前を歩くときは、足が当たらないよう避けなければならないなんて、ちょっと理不尽ではないか。

当人に注意しようものなら、何をされるかわかったものではない。短い時間なのに、こんなことで悶々とするのはイヤなもの。

年の初めにこんな話は書きたくなかったが、実は、今日も見掛けてしまったので、思わず取り上げてしまった。

Posted by ろん