3959 水曜朝の銀座を通り抜ける

建築・都市,街歩き

昨日は、いろいろあってなかなか寝られず、今朝も早く目が覚めてしまった。

体調はスッキリしないが、せっかく起きたし、早く準備もできたので、早く家を出た。

そのまま会社に行ってもよかったが、時間もあるし…と、著と寄り道してみることにした。

まず向かったのは、そういえば正面の写真を撮りそびれた…という単純な理由で、泰明小学校。

今日は、昨日と違って外観だけだけど、ゆっくり見ることができた。

また昨日は見られなかった、建物の裏手からの様子もしっかりと確認できた。

ふらふら歩いていると、明らかに古い感じのビルを見つける。

たしか…電通銀座ビル!

存在は知ってたが、こうして、ちゃんと見たのは初めてだったかもしれない。

あらためて調べてみると、1934(昭和9)年、電通の前身日本電報通信社の本社ビルとして建設されたそうだ。

交差点の角に面した部分のカーブは、ビル全体をちょっと優しい雰囲気にしている。

もっとも気になるのは、中央の出入口上にあるレリーフ。

男性が広告に縁があるという広目天、女性が商売に縁があるという吉祥天。

まさに広告代理店が一番崇めたい神様だ。

ガラスブロックも印象的。

電通銀座ビルの向かい側にも、気になるビルがあった。

調べてみると、やはりかなり古いビルらしく、海洋ビルというらしい。

ふと、先週夜に行った、象のインスタレーションを思い出した。

「朝はどうなってるんだろう」と。

行ってみたら、特にどうということもなかった。

相変わらず、巨大な昆虫がエレベーター前にいて、ギョッとさせられたけど。

そして、そのビルの、すぐ隣には、ゴリラがじっとこっちを見ていた。

夜歩いてたときには気づかなかった。

そろそろ会社に向かわねば…。

Posted by ろん