[社会の窓]秋=きのこ=ベニテングタケ(※)
朝晩は冷え込みを感じるようになり、自宅近くではセミの鳴き声もほとんど聞かれなくなった。
日々、ちょっとずつ秋が深まってきているのを実感する。
秋を感じさせるものはいろいろあるが、なかでも、きのこは、その最たるものだと思う。
山道を歩くときには、いつも足下に注目している。
でも、必ず見つかるわけではなく、色や種類もまちまちで千差万別。
見つけにくいという、“希少性”があるから、余計気になる。
もっとも、別に食べるつもりはないので、食用のきのこを探しているわけではなく、いろんな種類のきのこを見てみたいというだけだ。
そういったこともあって、きのこに関する本を読むことは多い。
そんなきのこの中で、一度、ちゃんと見てみたいと思っていたのが、ベニテングタケだった。
きのこが擬人化されるとき、モチーフにされやすく、有名な例としては、ゲームのスーパーマリオブラザーズでも登場(Wikipedia英語版)している。
まさに、きのこらしいきのこ…ベニテングタケを、先日ニセコに行った際にようやく見つけることができたのだ。
この存在感、期待通り。
みんなに知られた存在でありながら、毒を持ってるあたりも、媚びてない感じで良い。
また、ぜひどこかで出会えることを祈りつつ、今回の見出し(ヘッダー)写真にしてみた。
(※)
実は、このきのこは、テングタケ科のきのこのようですが、ベニテングダケではないようです。こちらのサイトに載っている“ドクベニダマシ”に似ています…。いつか、正真正銘のベニテングダケを見てみたいです…(2015/03/01)