3928 楽天がゲシュタルト崩壊

物思いに耽る(雑感)

プロ野球パシフィック・リーグの楽天イーグルスが、チーム創設9年目にして、リーグ初優勝。

優勝すると関連して(便乗して?)記念セールが行われ、セントラル・リーグで優勝した巨人の場合、イトーヨーカドーや三越伊勢丹などでセールがあった。

で、楽天の場合。

当然インターネット上に展開するサイトでセールが行われることになるのだが、今日の朝刊の一面広告が出ていた。

ぱっと見、限定とか抽選ばかりで、ちっとも魅力的に感じないのだ。

さらに、じっと広告を眺めて見ているうちに、下の方にずらりと並ぶ「楽天」の文字が気になった。

よく見れば、楽天のロゴに小さな文字で、楽天グループの会社やサービスの名前が確認できるのだけど、遠目で見るとよく分からない。

この並んでいるロゴを見ていたら、だんだん、楽天の文字が、“楽天”という漢字として読めなくなり、絵か記号のような感覚に襲われてきた。

楽っていう字は、これでいいんだっけ? 天の文字が得体の知れない線に見えてきた。

どうやら、全体性が失われ、各部分に切り離された状態で認識されるようになるという、ゲシュタルト崩壊が起きたようだ。

この広告を作った人は、ゲシュタルト崩壊を起こさせるようにデザインしたわけではないだろうけど、こうしてずらりと並べることに何の意味があるんだろう?と思ってしまう。

そもそも、これは誰のための広告で、ここは誰のために見せるためのデザインなのか?

以前も同じようなことを書いたが、樂天自身の広告も、結局はあまり変わってないような気がしてならない。

※これは、あくまで個人の主観による感想であることをお断りしておきます。
※セールについては、本拠地の仙台をはじめ、東北各地を中心に盛り上がってるよう。

Posted by ろん