3923 板橋区立熱帯環境植物館を見学

いきもの,博物館・展覧会

午前中、金魚を鑑賞したあと、ちょっと時間もあったので、板橋区高島平にある熱帯環境植物館「グリーンドームねったいかん」に行ってみることにした。

大手町駅で電車を待っていると、試運転列車がやってきた。

「試運転」というサボの表示を見るだけで、妙に興奮するのは僕だけか…。

30分ほどで高島平駅に到着。先行していた試運転列車が反対側ホームに止まっていた。

高島平駅からは徒歩数分くらいのところ。

こうしてはるばるやってきたのは、この連休中は入館無料だったから。開館19周年と、かなり刻んでるけど。

入口でくじ引きができるというので、挑戦したら、あめ玉と、花の種をもらった。

見学順路を誤り、植物展示ではないところに入ってしまった。

まず最初に見たのが、懐かしの、ウーパールーパーだった。

“かえってきた”とあったので懐かしの…というのかと思ったら、そうではなく、この施設のコンセプトに合わないから…という理由で展示を見合わせていたという。

ウーパールーパーにとっては、何とも迷惑な話だ。

久しぶりにじっくりと見たが、ちょっとした仕草が見てるだけで楽しくなってくる。

熱帯植物館だけあって、あちこちで、たくさんの花が咲いている。

「宇宙イモ」と紹介された植物は、地中にもイモができ、つるにはイモのような大きなムカゴができることから、このような名前が付いたらしいが、それにしても“宇宙”とは、ちょっとおおげさすぎやしないか?

気になる説明書きが…。

ふつう、植物を紹介する文章と写真がセットで説明書きに載っているものだが、これには、植物の名前のテプラが貼られた木の板という、不思議な写真が載っていた。

これはいったいなんだったのだろう?

熱帯植物園らしい雰囲気は、非日常的で楽しい。

指を入れて!…という水槽に入っていたのは、「ガラ・ルファ」と呼ばれる魚。

通称は「ドクターフィッシュ

この魚が、人の皮膚の角質を食べてくれるからと言って、ドクターフィッシュとはおおげさな…と思ったが、ドイツやトルコではドクターフィッシュによる治療が保険適用の医療行為として認められているらしい。

たしかについばまれている間は、なんだかちょっと穏やかな気分になった…気がした。

食虫植物の展示があったところで、そういえば、外で、食虫植物が売られているというのを思い出し、ちょっと見に行ってみることにした。

1鉢300円~500円程度からいろいろあったので、モウセンゴケとハエトリソウを1鉢ずつ買ってみた。

うちの過酷な環境でも耐えられそうという判断だ。

見学の順路を最後まで間違えたままだったが、地下には、東南アジアを中心とした魚や生物の展示があった。

建物の出入口付近に、名前が決まったというオオダルマインコ。

気になったのは、「オオちゃん」「ダルちゃん」「マイちゃん」「ピーちゃん」という、何ともやる気が感じられない選択肢。

それに対して実に2000票近くの投票があったとは驚き。

意外と…といっては失礼だが、すごく楽しませてもらった。

 

Posted by ろん